みなさんこんにちは。
静岡県東部を中心に家づくりを行なっている臼幸産業です。

家づくりを検討し始めると、それまであまり聞くことのなかった言葉に出合うことがあります。

今回はそんな建築用語のひとつ、
敷地調査」について詳しく解説します。

敷地調査とは、読んで字のごとく、「敷地」を「調査」すること。

調査内容は多岐にわたりますが、大きく分けると「現地調査」と「近隣に関する調査」そして「敷地にかかる法的調査」の3点。
どちらも「敷地を最大限に生かしたプランを作る」ことを目的として行われる工程で、いわば家づくりの第一歩だと言えます。

現地調査は、
・測量をし、その値と登記簿上の面積が一致しているか
・敷地はどんな形か
・地盤の状態や強度はどうか
・ガスや水道など、ライフラインの配管が引かれているか
など、主に敷地の現状を調べます。

そして近隣調査では、
・隣地にはなにがあるか
・道路の幅員はどれくらいか
・隣地や道路との高低差はどれくらいか
など、道路や隣家を含む近隣の状況を確認します。

法的調査については、該当する敷地が不動産登記法に定められた区分が「宅地」であるか、建築要件に規制があるエリア(市街化調整区域など)かどうかなどを確認。
建築基準法はもちろん、その地域の条例も踏まえ、細かくチェックします。
(関連記事「移住の土地選びで気を付けたい調整区域について」

これらを調べることにより、補強工事ライフラインの工事の必要性や、どれくらいの大きさの家(面積や高さなど)を建てることができるかがわかるのです。

今回は知っておきたい建築用語「敷地調査」についてお伝えしました。

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以上、品質建築の臼幸産業でした。