みなさんこんにちは。
静岡県東部を中心に家づくりを行なっている臼幸産業です。

前回、断熱性能が低いと、住む人の健康に悪影響をおよぼす、というお話をしました。
今回はさらに深堀り。
今度は「断熱性能の良い家に住むメリット」と「断熱性能の高い家にする方法」についてお伝えします。

断熱編①はこちらからどうぞ
https://usuko-housing.com/blog/9411

なんといってもメリットは「快適」なこと。
WHO(世界保健機関)の「住宅と健康に関するガイドライン」によると、冬の間は室温を18℃以上にすると強く勧告しています。

前回もお話しした通り、健康に対するリスクが少ないのは、暮らしの快適さに直結しますね。

また、近畿大学の研究によると、断熱性能の高い家に住むことで、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状や、手足の冷えなどが改善された例が多いことが証明されています。
すごいですね。

家の断熱性能を高めるポイントは3つ。

1、断熱性能に特化した樹脂窓を採用する

実は、冬も夏も熱の出入りが一番多いのは「窓」。

窓から入る「熱」の流出、流入をどれだけ少なくするかがとても重要なのです。

断熱性能に特化した樹脂窓は、アルミサッシの熱損失と比較すると6割も減!
さらに空気を挟み込む二重構造の「複層ガラス」仕様なら、さらに効果大です。

2、住宅の外皮計算を行う

外皮計算とは、住宅の断熱性能を数値化した計算のことで、UA値といいます。
窓や屋根、壁、天井を「外皮」とし、そこから熱がどれくらい流出しているかを数値として表したもの。

このUA値によって断熱等級が定められ、断熱性能の評価となります。
2022年7月の最高等級は断熱等級4ですが、臼幸産業の住宅の目標UA値は0.60(W/㎡K)。
断熱等級5相当を目指しています。

3、気密性能を高くする

「断熱」の話なのに、なぜ「気密」なの?
そう思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、実は断熱と気密は非常に深い関係があるのです。

断熱と同じくらい大切な「気密」。
次回じっくりお伝えしますので、どうぞお楽しみに。