みなさんこんにちは。うす子です。
住まいに関するお悩み解決コラム第6回目のテーマは「夏を快適に過ごす工夫」について。

猛暑になる可能性が高いと言われている今年の夏。
外出する機会が減って家で過ごす時間が長くなると、体が暑さに慣れずに熱中症のリスクが上がってしまいます。
そこで、家の中で涼を感じられ、自然にも優しいグリーンカーテンをご紹介します。


「グリーンカーテン」とは、つる性の植物をネットに這わせて育てることで自然の木陰を作る、見た目も涼しげな夏場に最適のガーデニングのこと。
目隠しの役割と遮光効果を併せ持ち、強い日差しによる室温の上昇を抑えられることで節電や省エネ、地球温暖化対策にも繋がるecoな取組みとして注目されています。

詳しくみていきましょう。

《蒸散作用で気温を下げる》
植物は土から吸い上げた水分を葉から蒸散させて周囲の気温を下げます。
その葉の間を通った涼しい風を室内に取り込める冷却効果によってエアコンの使用を抑えることができるのです。

《向いている植物》
収穫できるタイプなら、ゴーヤ・インゲン・ミニカボチャ・パッションフルーツ・キュウリなど。
見て楽しむタイプに、アサガオ・ヨルガオ・アイビー・ツンベルギア・クレマチスなどが代表的です。


比較的成長が早く、乾燥にも強いゴーヤとアサガオは、初心者の方にも育てやすくおススメ。

最後に、夏を快適に過ごす住宅の性能をご紹介します。
例えば……
断熱性能の高い樹脂窓
窓から入ってくる熱を伝えにくく、室内の温度上昇を抑えられます。
長めの軒
太陽の高度が高くなる夏場の直射日光を遮ります。
高気密高断熱住宅
エアコンによって冷やされた室内の冷気を逃しにくく温度を一定に保つ性質があるため、最小限の電力に抑えられ、省エネ効果も期待できます。

また、エアコンの効きを良くするためには、遮熱効果のあるカーテンやロールスクリーンで、窓からの日差しを防ぐのも効果的です。

今年の夏は、環境にも優しいグリーンカーテンから暑さ対策を始めてみませんか?
次回もお楽しみに。