こんにちは、御殿場支店の原口です。
前回に続き、原田國男さんの著書「裁判の非情と人情」の紹介です。

“録・録の話”の題で、録・録という略語は、取調べ時の録音・録画のことです。
著者は、残念なことに、取調べの全面可視化は実現しなかった。対象事件は、
裁判員裁判事件と検察の独自捜査事件との限られたのである。
録・録は、検察官にとってもメリットがあって、被疑者からのクレームもその多くが、
録・録を見れば、一目瞭然で、いいがかりにすぎないことがわかるのだ。

取調べの全面可視化に反対している勢力があるってことは、警察の取調べって、
捜査手法は? なんだか心配になりますね!!
刑事や警察や弁護士や裁判官に今後も、縁の無い人生を歩みたいものです。

裁判官の心内が少しわかって、悩みや楽しみも感じることができますよ。