新しいお家を作るって、ワクワクするけど迷うポイントも多いですよね。
特に、天井の高さや形は、お家の雰囲気に大きく影響する部分です。
開放感のある間取りを検討している人の中には、吹き抜けと高天井、どっちがいいのか迷っている方も多いはず。
この記事では、吹き抜けと高天井の何が違うのか、魅力と気をつけたい点、さらには実際に作ったお家の例も紹介します。
最後には、どちらがあなたにピッタリか、選ぶコツもお伝えします。お家づくりの参考にしていただけたら嬉しいです。
目次
● 吹き抜けと高天井、一体何が違うの?
● 吹き抜けのメリット・デメリット
● 高天井のメリット・デメリット
● 吹き抜けと高天井の施工実例
● 選び方のポイント:あなたに最適なのは?
●よくある質問
●まとめ
◎吹き抜けと高天井、一体何が違うの?
お家作りって楽しいけど、選択肢が多くて迷うこともありますよね。
特に「吹き抜け」と「高天井」は、似ているようでいて少し違うということをご存知ですか?
このセクションでは、その2つの違いについてわかりやすくお伝えします。
吹き抜けとは?
吹き抜けとは、一階から二階以上の階層がつながっている空間のこと。
家がまるで一つの大きな空間のようで、すごく開放感があります。
窓から入る自然の光も広がりやすく、家中が明るく感じるのが特徴です。
特に家族が集まるリビングでは、吹き抜けがもたらす明るさと広がりで、
家族みんながリラックスできる空間が魅力的です。
高天井とは?
一方で高天井は、一階の天井を高くしたスタイルです。
通常の天井よりも高く、それだけで部屋が広々と感じます。
空気がしっかりと流れるため、窮屈な感じが少なく、ゆったりとした時間を過ごせます。
高天井には独特の落ち着いた雰囲気があり、お部屋に高級感を加えることができます。
また、吹き抜けと異なり二階部分にロフトのような部屋を設けることもできるので、
収納やこじんまりとしたプライベート空間を設けたいというお客様に人気です。
◎吹き抜けのメリット・デメリット
吹き抜けは、映画やドラマでよく見かけたり、住宅会社のCMでよく起用されていたりして、憧れをお持ちの方も多いかと思います。
また、実際に住んでみると分かる魅力もたくさん。でも、注意が必要な点もいくつかあります。
建ててから「やっぱりやめておけばよかった…」そんなことがないように、
今回はメリット・デメリットの両方の面をしっかり掘り下げてみましょう。
吹き抜けのメリット
吹き抜けの一番の魅力は、なんと言ってもその開放感。
まるでお家が一つの大きなスペースのようで、気持ちも晴れやかになります。
そして、窓から入る日の光が家全体に広がりやすいので、明るく素敵な空間が手に入ります。
特に、自然光が多く入ることで、昼間はわざわざ照明をつけなくても十分に明るい。
電気代節約にもなるし、エコな暮らしを楽しめます。
吹き抜けのデメリットとその解決策
そんな魅力が詰まった吹き抜けですが、メリットばかりではなく、ちょっとした注意点も存在します。
たとえば、暖房や冷房の効率が少し落ちてしまうこともあります。
空間が広い分、温まりにくかったり、逆に冷えにくかったり。
冬や夏のエネルギーコストが気になる点ですね。
こういった場合には、吹き抜けの空間にシーリングファンを取り付けることをおすすめします。
これにより、冷暖房の効果を全体に行き渡らせることが可能です。
また、冷暖房の効率を考慮した断熱材の選定も重要です。
高性能な高断熱材を使用することで、エネルギーコストも削減することができます。
そして、もう一つ。
二階の部屋が一階から見えやすくなるので、家全体の一体感がある反面、
人によっては他の部屋からの音・視線が気になるという方もいらっしゃいます。
そういったことを防ぐために、家族みんなで楽しむスペースと個々のスペースのバランスを考慮して
設計をする必要があります。
◎高天井のメリット・デメリット
高天井の魅力は、開放感と心地よい空気の流れですが、ちょっとした注意が必要な点もあります。
このセクションでは、高天井の良い点と気をつけたい点について、詳しくお話しします。
高天井のメリット
高天井の最大の魅力は、なんといってもその開放感です。天井が高いと、視覚的にも気持ち的にもスペースが広がって感じられます。
それだけでなく、この開放感は日々のストレスを和らげる効果もあります。
また、部屋の上部に窓を設置することで日光を取り入れやすくなります。
家が密接して光が入りづらい土地でも部屋の上部に窓を取り付ければ、太陽の光が入りやすくなり、部屋全体を明るく見せてくれます。
高天井のデメリットとその解決策
一方で高天井は、照明やエアコンの設置に工夫が必要です。
通常よりも高い位置に取り付けるため、電気工事が少し複雑になる可能性があります。
また、天井が高くなる分1つの照明の光が届く範囲も小さくなってしまうので、照明の明るさも考慮する必要があり、
強力な照明設備・またはいくつかの照明を分散して設置するなど、綿密な照明設計が必要となります。
また、吹き抜けにも共通しますが、高天井はその高さゆえに掃除が少し大変です。
特に、天井に近い窓や照明器具の掃除は手が届かない場合も。
これに対応するためには、専用の掃除用具や業者さんの協力が必要です。
吹き抜け・高天井ともに、デメリットがあるからダメ、というわけではありません。
大切なのは、あなたと家族のライフスタイルにどれだけ合っているかを考えること。
そして、しっかりとメリット・デメリットを把握して、可能な限り短所を解消できるように設計することです。
ぜひそういったことを踏まえながら、後悔がないように我が家にあった最適な選択をしてみてください。
◎吹き抜けと高天井の施工実例
素敵な住まいづくりのアイデアが溢れる吹き抜けと高天井。
私たち臼幸産業もお客様のご要望にお答えしていくつかの素敵なお家を施工させていただきました。
今回はその中から、特に印象的なものをピックアップして、その魅力についてご紹介させていただきます。
吹き抜けリビングのある家
この家では吹き抜けをうまく活かし、自然光を心地よく取り込んでいます。
吹き抜けや採光、通風確保に適したハイサイドライト(高窓)のおかげで、
リビングは昼間はほとんど照明に頼らず、太陽の光だけで明るく温かな空間になっています。
特に午後、西日が家の中に差し込む時間が家族みんなのお気に入り。
その瞬間だけでなく、夕暮れ時にはその光が家中に柔らかい影を作り出します。
このような特長を生かして、家具やインテリアもシンプルなものを選んだことで、空間全体にまとまり感が出ています。
【吹き抜け例】吹き抜けリビングのある家(リンク:https://usuko-housing.com/blog/5501)
高天井の和モダンな家
モノトーンと和モダンな雰囲気が素敵なこちらの家では、高天井を採用しています。
天井が高いため、空間そのものが広がりを感じさせ、開放感のある空間に仕上がっています。
また、天井の高さを活かして小さな照明をいくつか配置したことで部屋全体が明るく照らされています。
それが和モダンな家具と相まって、まるでホテルのような雰囲気に。
【吹き抜け例】天井高の高い和モダンな家(リンク:https://usuko-housing.com/blog/4944)
◎選び方のポイント:あなたに最適なのは?
吹き抜けか高天井かを選ぶ際のポイントは何かというと、それは「我が家のライフスタイルに合っているかどうか」です。
両方とも素晴らしい選択肢ですが、どちらがあなたやご家族に合っているかは、日常生活や個々の好みによって大きく変わります。
今回は、各々がどのような家庭に合うのか、そのポイントを詳しく解説しますね。
吹き抜けが向いている家
吹き抜けは、開放感を第一に考える家庭にぴったりです。
たとえば、自然と一体となるような暮らしを望む家庭や、家の中でもアウトドアのような気分を楽しみたいという家庭には最適です。
吹き抜けによって、自然光が豊富に取り込まれ、リビングだけでなく隣接する部屋まで明るくします。
特に子育て中の家庭では、明るい家は子どもたちが元気に過ごすための良い環境と言えるでしょう。
しかし、吹き抜けの選択は、その開放感と引き換えにプライバシーやエネルギーコストに影響を与える可能性もあります。
よって、その点を考慮した上で、明るくて開放的な空間を重視するなら吹き抜けがおすすめです。
高天井が向いている家
一方で、高天井は落ち着きを重視する家庭、あるいは部屋ごとに異なるテーマ性や上質感を楽しみたい家庭に合っています。
高天井の部屋は、その高さによって豪華で格式のある雰囲気を醸し出します。
例えば、家庭内でよく映画を楽しむような場合、高天井のリビングはホームシアターとしても使えます。
加えて、高天井の部屋はアート作品や大きな家具もスッキリと配置できるため、インテリアにこだわりたい人には特におすすめです。
ただし、高い天井は照明やエアコンの設置、掃除など、メンテナンスが少々手間がかかることも覚えておく必要があります。
ライフスタイルや求める暮らしによって、吹き抜けと高天井はそれぞれ違った魅力を発揮します。
どちらがご自身の家に合っているのか、しっかりと検討し、計画してみてください。
どちらのスタイルも素敵な住まいを実現できる素晴らしい選択肢ですので、より自分たちに合ったものを選びましょう。
◎よくある質問
吹き抜けと高天井、どちらも魅力的な選択肢ですが、
実際にどれくらいの費用がかかるのか、何に注意すべきかといった疑問を持っている方も多いでしょう。
こちらで、よくある質問に対して詳しくお答えします。
●吹き抜けと高天井、どちらがコストがかかる?
吹き抜けと高天井には、それぞれコストに違いがあります。
特に吹き抜けは、空間を二階まで開けることで構造上の工夫が必要とされ、一般的に高天井よりも費用が多少高くなることがあります。
具体的には、吹き抜け部分の構造補強など、多くの細かい作業が必要となる場合があります。
ただし、このような特別な作業は、その分だけ空間が豊かになる要素ともなるため、投資価値は高いと言えるでしょう。
一方、高天井は比較的シンプルな構造であるため、必要な費用は多少抑えられる場合が多いです。
●吹き抜けと高天井、それぞれの注意点は?
吹き抜けと高天井には、いくつか注意すべきポイントがあります。
吹き抜けでは、その開放的な空間が暖房・冷房の効率を下げる可能性があります。
空間が広いため、温まりにくい、または冷えにくいというケースが出てきます。
そのため、エネルギーコストが若干高くなる可能性がある点を覚えておくと良いでしょう。
高天井の場合、照明やエアコンの設置が一般的な天井よりも難しく、また掃除も大変になるという点が挙げられます。
特に高い位置にある照明器具や天井に積もる埃は、定期的に専用の道具や業者によるメンテナンスが必要になる場合があります。
費用や注意点もしっかりと考慮に入れながら、自分たちに合った素敵な空間を作っていきましょう。
◎まとめ
今回は、吹き抜けと高天井について、その特長や魅力、メリット・デメリット、そして施工実例を一緒に探ってきました。
空間をどのように活かすかは、家の雰囲気や家族のライフスタイルに大きく影響します。
一つ一つの選択が、毎日の生活を豊かにする大切な要素です。
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