今日は、御殿場支店臼井です。

この地区では、田植えも終わり、お茶摘みも終り、
農家の方も、一段落しているのではないでしょうか。
初夏を迎えようとする、最高の時期と言いたいところですが、暑い日が続きます。
青葉が映え、花が咲き、梅雨までのとっても良い季節です。

二十四節気、季節は「小満」です。
陽気が良くなり、万物が次第に生長して満ちるという意味です。
「万物えいまんすれば草木枝葉繁る」
えいまんとは、物事が満ち溢れるという意味で、
生命が満ち溢れんばかりに躍動する時期と言うものです。

また、秋に蒔いた麦の穂が実り、少し満ちてきたという意味や、
秋に種を蒔いた麦が育ち、一安心(小さな満足)することから、
「小満」と言う説もあるようです。
農耕が生活の糧だった時代には、農作物の収穫の有無は、
人の生死にかかわるものだった為、作物が育ったと見ると少し満足したようです。
地方によっては、これから田植えの準備をする時期に当たるようで、
稲荷神社で五穀豊穣や、商売繁盛を祈願するお祭りもあるようです。

少し満足する季節。
こんな、自然がある風景が好きです。
特に何も無い、安らかに過ぎる時が良いと思います。