今日は、御殿場支店臼井孝夫です。

梅雨の走りのような天気が続いています。
立夏が過ぎ、季節は小満(しょうまん)です。
晴れた日は、花も若葉もきれいに見えます。
田植えも終わり、茶摘みに忙しい時期でしょうか。
「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と暦には書かれています。
昔は、麦の穂が色づきほっと一安心し、少し満足する時期や、
万物が次第に長じて、天地に満ち始める時期のことを、
小満と言う説があるようです。

5月18日語呂合わせから、こ(5)と(10)ば(8)の日だそうです。
言葉の語源は、言(こと)と端(は)の複合語に由来されているそうです。
言は言語を表し、事と同じで事実にも成り得る重い意味を持ち、
事実を伴わない軽い意味を持つ語として端が付けられ、
ことばが生まれたとされています。
和歌に言の葉と言う文字が多く使われ、
ことばの意味を持ち、一般的な言葉の語となって来たようです。

ひらがな(平仮名)は、奈良時代に借字(しゃくじ)に由来しているようです。
借字は万葉仮名(男仮名)とも言い、中国の漢字の音を日本語に書き表した漢字だそうだす。
漢字の草書体がやがて、ひらがなになったようです。
何度も書く漢字を字形を崩して簡略化しようと思い、
ひらがな、カタカナへ移っていったようです。
ひらがなは、和歌や手紙など女性によって使われ、女手とも呼ばれていました。
カタカナ(片仮名)も奈良時代に、漢字の文字の一部を取り出したものから出来ました。
学僧たちが漢文を和読するため、訓点として使い始めたのが始まりのようです。
漢字で表したほうが良いところは漢字で、付属語や語尾などは仮名を使う、
漢字かな交じり文が成立していったようです。

ことばの日、何か思うこともありますか。
大いに語り、
楽しい日がたくさんありますように願います。