みなさんこんにちは。
静岡県東部を中心に家づくりを行なっている臼幸産業です。
玄関やリビングを明るく開放的な空間にしてくれる「吹き抜け」。
1階と2階につながりを持たせるため、風通しを良くする効果のほか、別の階にいる家族ともコミュニケーションがとりやすいといったメリットがあります。
リビング階段とも相性が良いので、おしゃれ度もアップ。
新築の際、取り入れたいと思う方も多いのではないでしょうか。
「でも、吹き抜けって耐震性は大丈夫?」
吹き抜けは、吹き抜けではない家と比べて床や壁の量が当然少なくなるため、「揺れ」に強くないことは否めません。
ここで重要なのが「構造計算」です。
(関連記事「構造計算とは」https://usuko-housing.com/blog/3998/)
家の安全性を確かめる構造計算。
しかし木造2階建ての場合、今の法律では構造計算をしなくてもよいことになっています。
ちょっと心配ですね。
もし新築で吹き抜けをご検討中でしたら、「構造計算」を行っているかを確認しましょう。構造計算によって安全性が担保されれば、吹き抜けのある家でも耐震性に心配はありません。
また、開放的な空間になるぶん、空調効率が低くなるのは当然のこと。
耐震性と同じく、冷暖房に係る光熱費も気になるところでしょう。
そこで重要なのが、家の「省エネ性」です。
実は、家を建てる際に建築士がお施主さまへ省エネ性について説明することは、法律で課せられた義務ということをご存じですか?
基準を満たしているか、年間の光熱費はどれくらいかなど、納得できるまでしっかりと説明してくれるのであれば安心。
あわせて、断熱性についての計算結果が、どの程度を標準としているかを確認することも重要です。
臼幸産業では、吹き抜けの有無にかかわらず、関わったすべての住宅に構造計算を実施。もちろん断熱性や省エネ性についてもしっかりとご説明し、安全性をしっかりと確認したうえで建てています。
(関連記事「テクノストラクチャーの家」https://panasonic.co.jp/ls/pasd/technostructurenoie/technology.html)
憧れの吹き抜け。
構造計算によって安心が裏付けされたうえで、ぜひステキな空間づくりを目指してくださいね。
以上、品質建築の臼幸産業でした。