こんにちは、設計担当の井上秀幸です。
すっかり、寒くなりましたね、自転車通勤はなかなか厳しいです。
10月2日のブログで外観写真紹介しましたが、今月23日が開館ですから、ちょっと内部写真も出します。
富士宮市の富士山世界遺産センターです。
設計者の建築家「坂 茂さん」らしい作品です。
桧を削り出して内部の格子を組んでいるのが分かると思います、木が曲線描いているでしょう。
ほら近くで見るとこんな感じで格子が組まれています。
1本1本削り出しながら組んだんでしょうから、気の遠くなる作業だったって言っていました。
そして、この螺旋状のスロープから逆円錐形の展示施設の中に入ると景色が一変します。
展示は四季折々の富士山の風景等凝ったものになりますから、実際見てのお楽しみです。
内部のスロープはこんな感じです。
逆円錐形だから、上部に行くに従って拡がっていますね、下にスロープが見えます。
このスロープ上がりきると、最上階の展示室があります。
建具がフルオープンになります、この日は天気が悪かったので富士山見えにくいですが、
富士宮の富士山本宮浅間大社の鳥居が見えると思います。
その先一直線に富士山が軸線上に見えます。
直接行って富士山見てくださいね、ぜひ見て欲しい建物ですし、景色に出会えますよ。
コンクリートの床の先にあるゴロゴロしているものは、そうです富士山の石です。
設計・施工・県の職員さん、スタッフ皆で思いを込めて登って持ってきたそうです。
この事業に携わった皆さん、本当にお疲れ様でした。
では、風邪をひかないように、年末に向けてがんばってくださいね。