こんにちは、設計担当の井上秀幸です。(本当は10月31日担当でした、すいません)
工事中の現場を紹介いたします。一軒は、木工事の途中です。
よく階段下の使い方をどういうふうにするか考えますが、紹介させて頂きます、
この住宅のお客様とも、色々打ち合わせをいたしました。
予算の関係もあり、面積を抑えたかったしでも、収納スペースはなるべくたくさんと、
要望はたくさんあります。
階段下のトイレもご提案いたしましたが、天井が通常より低くなる部分がNGとの事。
実際自分もプランを提案する時いろいろ迷います。
今回は、階段下ウォークイン収納にしました。
実際の現場の写真はこんな感じです。(矢印の高さ1.4m位です)
階段の上がっていく感じはこんな感じです。
大工さんが、最小限のスペースで階段の裏側補強してくれましたので、結構有効に使えます。
今回は、他にも隠れる部分の紹介をします。
洗面所に2階の水回りに必要な、給水管、給湯管、排水管が上がっていきます。
PS(パイプシャフト)です、排水管は水の流れの音がかなり出ますので、防音材を巻いています。
この専門部材巻くと、なんと15㏈も下がります。
夜中の「ゴボゴボ」音嫌ですよね。
【ちょっとだけ、住宅の紹介】
このお客様の家の南側に、3階建ての住宅がありますので、リビングを吹抜けにして、ハイサイドライト
で採光取れるよう計画しました。
背中見えているのが、この家の棟梁です、いつもキッチリした仕事やってくれます。
もう一軒は、基礎工事の途中です。
弊社の基礎鉄筋は何回も紹介させていただいていますが、外側の鉄筋真っすぐです。
鉄筋が型枠の真ん中に入っていますので、(専門用語で「かぶり」と言います)
コンクリートに守られて、錆びません、これが外側に寄りますと、外気の影響を受けやすくなり
錆が入ると、鉄筋が膨張を起こして、コンクリートにひび割れがおき、雨水の侵入により
更に錆が進行し、ひび割れ幅が広がり強度の低下や、劣化を招きます。
実は本当に大事な部分で、品質確保するための重要項目であり、弊社が自信を持っている所です。
基礎工事の設備でもう一つ説明します。
この写真排水配管のさや管の導入管です。
この管の先を見て下さい、二重の輪っかの鉄筋が見えると思います。
これ大事な、外側の基礎に排水管の穴を開けているので、この穴により基礎の強度が低下しないように
この専門部材を取り付けて、鉄筋を補強しているんです。
見えなくなる部分に手間と、お金をかけています、少しだけアピールさせて頂きました。
おつき合いいただきまして、ありがとうございました。