高い耐久性と省エネ性能が魅力の長期優良住宅。
そんな長期優良住宅に興味はあっても、その申請プロセスや費用、維持にかかるコストなど、
わからないことが多くて不安…という方も多いでしょう。

この記事では、静岡県東部で数多くの注文住宅を建ててきた私たち臼幸産業が、
申請からメンテナンスに至るまでの詳しい情報をわかりやすく提供します。
手続きの仕方、費用目安、そしてその費用をいかに効率的に抑えられるかなど、
これからの住まいづくりにお役立ていただける情報が満載です。ぜひ最後までお読みください。

 

 

はじめに:長期優良住宅とは何か?

長期優良住宅とは、その名の通り、長い期間安心して住むことができる住宅です。
エネルギー効率が高く設計されており、環境に優しい素材も多く用いられているため、
CO2の排出を減らしながら光熱費も節約できるのも嬉しいポイントです。

また、災害に強い耐震設計が施されているため、自然災害が心配な日本でも安心して暮らせます。

さらに、税金の面でも嬉しい特典があります。
国が推奨する住宅形態であることから、固定資産税の軽減や住宅ローンの税制優遇など、経済的にもメリットが享受できるのです。

これらの要素を考慮すると、長期優良住宅は長期間快適に暮らしたい方、また環境や経済性を重視する方にとって、
非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

 

◎長期優良住宅の申請費用とは?何を含んでいる?

長期優良住宅を手に入れるためには「認定取得」を行う必要があります。
この認定取得のためには、いくつかの手続きと費用が発生します。
ここでは、認定取得のためにどのような手続きが必要なのか、手続き一つひとつにかかる費用について紹介します。

 

書類作成費用

まず初めに、住宅会社に「長期優良住宅建築等計画」という書類を作成してもらう必要があります。
この手数料は大体10万円程度かかります。

 

認定手数料

次に、認定を受けるためには認定手数料が必要です。この手数料には、認定申請料、審査料、技術審査料などが含まれます。
一般的には、認定申請料と審査料は数万円程度、技術審査料は10万円以上が一般的です。

 

手続きの代行手数料

手続きは複雑で時間もかかるため、多くの方が専門の代行業者に依頼します。この場合、代行手数料が発生します。
業者によっては、全体の手続きを一括で行ってくれるパッケージプランを提供しているところもあります。
この代行手数料は、業者やサービス内容によって異なりますが、10万円程度が目安とされています。

 

以上が、長期優良住宅の認定取得に必要な主な費用とその詳細です。
費用は決して少なくありませんが、その分、長い期間安心して快適な生活を送ることができる家を手に入れることができます。

 

 

◎住宅の種類・地方自治体によって異なる申請費用

長期優良住宅の申請費用は、どのような家に住むのか、そしてどの地域で建てるのかによっても変わります。
具体的な違いを、いくつかの例を出してご紹介します。

 

一戸建ての場合

一戸建ての家を建てる際の申請費用は、大体20〜40万円ほどが目安です。
この金額には、設計図の作成から認定手数料まで、さまざまな項目が含まれます。
しかし、快適で長持ちする家に住むためには、この初期費用も必要な投資と言えるでしょう。

 

マンションの場合

マンションを選ぶと、一戸建てよりも申請費用が少しだけ高くなることが多いです。こちらは約30〜50万円程度が予算の目安です。
多くの場合、マンションは集合住宅特有の設備や構造に対する審査が必要なため、費用が高くなる傾向があります。

 

地方自治体による違い

どの地域で家を建てるかによっても、申請費用には違いが出てきます。
特に、地方自治体によっては補助金や減税のプログラムが設けられており、初期費用を抑えることができる場合もあります。
そのような補助があれば、コスト削減の機会となるので、事前に地方自治体の情報をしっかりとチェックすることをおすすめします。

 

以上が、住まいの種類や地域によって異なる長期優良住宅の申請費用のポイントです。
自分の希望や生活スタイルに合った最良の選択をするために、しっかりと各費用を比較して計画を練ることが大切です。

 

 

◎申請方法と注意ポイント

長期優良住宅の申請は、専門の代行業者にお任せする方法と自分で行う方法があります。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、自分の状況に合わせて選びましょう。

 

代行業者の活用して申請する場合のメリット・デメリット

代行業者を使う場合、特別な知識や手続きに関する詳細な情報がなくても安心です。
プロがすべて面倒を見てくれるので、初めての方でも安心して申請できます。
ただ、その分、業者に手数料を支払う必要があります。
手数料はそれぞれの業者によって異なるので、事前にしっかりと確認しましょう。

 

自分で申請する場合のポイント

自分で申請する選択をする場合、細かい部分に注意が必要です。
例えば、申請書の記入ミスや提出する書類の不備などがあると、申請が通らない場合もあります。
しかし、自分でしっかりと手続きを行えば、代行業者に支払う手数料を節約できるというメリットもあります。

 

申請には時間がかかることも

申請をする際に、混雑している時期や複雑なケースだと、数ヶ月待たなければならない場合があります。
そのため、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。

 

◎申請費用以外で考慮すべき経費

長期優良住宅の申請費用だけを考慮すると、後で予想外の出費に驚くことも。
そういったことを防ぐために、建てた後もかかる費用についてもしっかりと頭に入れておきましょう。

 

メンテナンス費用

家も人と同じで、年を重ねると手入れが必要です。
例えば、屋根や外壁、水回りなどが傷んできたら、修繕やメンテナンスが必要になります。
これらの費用は意外と大きいもので、年に数十万円程度は見積もっておいた方が無難です。
特に、住まいが自分たちの大切な場所であり続けるためには、このメンテナンス費用は避けて通れません。

 

補助金や減税の活用

地方自治体や国から出ている補助金や減税プログラムは、家を建てる際の負担を軽くする大きな助けになります。
例えば、エコポイント制度や、子育て支援の補助などがあります。これらをうまく活用することで、
最初にかかる費用だけでなく、長期間にわたる運営費も大幅に削減することが可能です。

 

総じて、家を建てる際や住み始めた後も、さまざまな経費が発生します。
そのため、初期費用だけでなく、長期にわたる経費もしっかりと計画に盛り込むことが大切です。
予期せぬ出費に驚かないためにも、これらのポイントをしっかりと頭に入れて、快適な住まい作りをしていきましょう。

 

 

◎長期優良住宅を申請する前にチェックすべき5つのポイント

長期優良住宅を申請する際には、いくつかの大切なポイントがあります。その中から厳選した5つのポイントをご紹介します。
これらのポイントを押さえることで、申請から引き渡しまでをスムーズに進めることができます。

 

実績のある住宅会社選び

信頼性と実績が求められる住宅会社選び。
特に、長期優良住宅を建てる場合には、その会社が長期優良住宅の施工実績を持っているかを確認することが重要です。
その上で、施工実績、口コミ、対応のスピードなど、多角的に会社を評価することが大切です。
また、事前に複数の住宅会社を比較し、訪問して実際の対応を確かめることもおすすめです。
これにより、安心して任せられる会社を見つけることができます。

 

資金計画の立て方

資金計画は、夢のマイホームを現実にするための第一歩です。
長期優良住宅には補助金も存在しますが、それだけに頼るわけにはいきません。
最初からきちんとした資金計画を立て、必要な費用や月々の返済額を明確にしましょう。
専門の金融機関やアドバイザーと相談することで、よりリアルな計画ができます。

 

補助金・減税制度の活用

補助金や減税制度は、長期優良住宅の建設において大きなメリットとなります。
特に静岡県東部では、地域によっては独自の補助金が設定されている場合もあります。
これらの制度を上手に活用することで、費用の負担を減らすことが可能です。
ただし、制度にはそれぞれ要件がありますので、きちんとした申請準備と調査が必要です。

 

住宅の寿命と維持費

長期優良住宅とは、その名の通り長持ちする住宅です。しかし、それでも必ず維持費はかかります。
塗装の塗り替えや設備の修繕など、維持費用も計画に含めておくことが賢明です。
これにより、後々のトラブルや負担を減らすことができます。

 

地域や環境への配慮

地域や環境への配慮は、長期優良住宅を建てる際にも重要な視点です。
特に静岡県東部は自然環境が豊かなため、その特性を活かした住宅設計が求められます。
例えば、地元の風土に合った素材を使用する、エコロジーな設計にする、
地域社会と調和するようなデザインを考える、など、多角的に考慮することが望ましいです。
こうした配慮を行うことで、自然環境とも調和した快適な住まいを手に入れることができるでしょう。
また、地域社会に貢献することで、より良い住環境が形成されます。

 

 

このようにして、長期優良住宅を申請する際の重要なポイントを総合的に考慮することで、
願いが叶うマイホームづくりがスムーズに進むでしょう。各ポイントについてしっかりと調査と準備を行い、
信頼できる専門家や住宅会社と協力することが、成功への鍵となります。

 

 

◎よくある質問と答え

長期優良住宅を申請する際、多くの方が抱える疑問や不安があることでしょう。
このセクションでは、そうしたよくある質問とその解答をしっかりとご紹介します。
これから申請を考えている方、申請中の方にも参考にしていただければと思います。

 

申請はいつすればいい?

建築計画が具体的になってきた初期段階で申請を開始するのが理想的です。
そうすることで、申請から認定までの流れをよりスムーズに進められます。
また、初めて申請する場合は、事前に専門家や地域の行政に相談することもおすすめです。
確実な認定に繋がる可能性が高まります。

 

認定を受けられなかった場合の対処法は?

認定が下りなかった場合は、まずその理由をしっかりと確認することが重要です。
不足していた書類や要件を整え、再申請も視野に入れましょう。
臼幸産業にご相談いただければ、お客様に対して最大限のサポートを提供いたします。
認定を受けられなかった理由や改善点についても、詳しくご説明とアドバイスをさせていただきます。

 

申請費用は戻ってくる?

基本的に申請費用は非返還型ですが、補助金が適用された場合は一部戻ってくる可能性もあります。
具体的には、地域や町村によって設定されている補助金制度を利用することで、
申請費用の一部を補填できる場合もあります。このような制度の有無や詳細は、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。

 

◎まとめ

長期優良住宅を申請する過程は複雑で多くの側面を考慮する必要があります。
しかし、その甲斐あって得られるメリットも大きいのです。
今回ご紹介したよくある質問とその解答、そして前半で触れた各種ポイントをしっかりと押さえ、計画を進めていきましょう。

 

 

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わたしたちの特徴

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