みなさんこんにちは。
静岡県東部を中心に家づくりを行なっている臼幸産業です。
「屋根」と言えば、瓦葺き(かわらぶき)。
多くの寺社が今でもそうであるように、その昔、日本の住宅のほとんどが瓦葺き屋根を採用していました。
耐久性が高いのが瓦の特長ですが、そのぶんとても重いのがデメリット。
住宅の耐震性などを考慮し、金属製、なかでも「ガルバリウム鋼板」の屋根への需要が高くなってきています。
今回は、ガルバリウム鋼板の屋根のメリットや、屋根の勾配についてお伝えします。
ガルバリウム鋼板は、錆びにくいことに加え非常に軽いというのが屋根素材に適している大きな特長です。
「住宅の上部が軽い=躯体への負担が少ない」こと、耐震性にも優れていることに加え、防水性も備えていることからも、屋根の素材にとても適していると言えます。
実は、臼幸産業が手掛ける住宅は、そのほとんどがガルバリウム鋼板の屋根を採用しています。
もちろん前述したメリットもですが、雪が降る御殿場や小山町の風土にとても合っているのが大きな理由です。
最近、あまり屋根に角度(勾配)をつけないデザインも多い傾向にありますが、家づくりの際は、ここもしっかりと見極めたいところ。
太陽光パネルを載せたい、いずれ設置したいという場合は、ある程度の角度が必要になります。
ただ、あまり角度をつけすぎると雪が積もったとき、滑り落ちてしまう危険性もあります。
逆に、角度をつけない場合は雨漏りのリスクが高くなるため、注意が必要です。
今回は屋根に着目し、ガルバリウム鋼板のメリットや屋根の勾配についてお伝えしました。
以上、品質建築の臼幸産業でした。