今日は、御殿場支店臼井です。
陽は大分永くなって来ていますが、まだまだ寒い日が続いています。
今日は節分、明日は立春です。
気温の底もピークを過ぎ、徐々に春めいて来ました。
花芽も多く見られます。
節分には、多くの家庭で豆まきをしたり、恵方巻を食べたりします。
季節を分ける日、立春が新年であれば今日は大晦日。
旧年の厄払いや災難を祓い清めるため、
室町時代から豆をまいて、悪鬼を追い出す行事になったそうです。
京都では、表鬼門にあたる吉田神社、裏鬼門にあたる壬生寺の節分祭が有名だそうです。
豆は、魔滅に通じ、無病息災を祈る意味があり、
魔の目に豆を投げつけて、魔を滅するにも通ずるようです。
豆まきの豆は、炒った豆を使います。
炒るは射るに通ずるようです。
鬼は角があり虎の腰巻をはいているのは、鬼門に通じていると言われます。
鬼門は北東、十二支の丑寅の方角にあたります。
牛の角を持った姿で、虎の腰巻を身に着けています。
古来鬼は、隠が転じたもので、姿が見えない恐ろしいものの意味のようです。
邪気や魔の象徴として、鬼を払うことのようです。
その他節分には、柊の小枝に鰯の頭を付けて飾ります。
柊のギザギザの葉が鬼の目に刺さり、焼いた鰯の匂いで鬼が逃げると言われます。
食べるものといえば、恵方巻き。
今年の恵方は、北北西。
恵方巻きは、七福神にならって七つの具材を入れることで、
福を巻き込むと言う願いがあるそうです。
恵方巻きを切らずに丸かぶりするのは、縁が切れないようにするとの意味だそうです。
節分の行事も楽しいものだと思います。
しっかり邪気を払って、
立春大吉を迎えたいものです。