春先に店頭に並ぶ卵とうさぎが描かれた包装のお菓子(写真)、西洋などの春のお祭り“イースター”に因んだイースター・エッグとイースター・バニーなのでしょう。

イースターはキリストの復活を祝う祭で、基本的に「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日で、今年は4月1日。イースター前日の40日間は『四旬節』、イースター後の50日間は『復活節』と呼び、キリスト教の最も重要な期間と位置づけされています。特に四旬節は節制のため、肉や卵などを食べずに過ごすそうです。
イースター・エッグはイースターのため特別に飾り付けられた鶏卵(ゆで卵)で、英語圏やドイツにはこの卵をイースター・バニーが隠すという伝承があり、イースターの朝に子供達が隠された卵を探す風習があるのだとか。また、卵やうさぎは生命の復活と繁栄を祝うシンボルの意味もあるそう。
春のお祭りといえば“四月八日の花まつり”(お釈迦様の誕生日)もあります。四月は“卯月”とも言いますが、春はうさぎが関係していて面白いですね。