大場 敏正
2015年10月に自宅を新築し、一年半経ちまして太陽光発電のデーターも集まりましたのでその結果について記したいと思います。
以前から発電量は5月が一番多いとは、設置した方からも聞いてはいたのですが、実際に自宅での発電量や、自給率などのデーターを見ると改めて再認識しました。
先ず、我が家の規模ですが、床面積37坪・太陽光発電5.6kw・高気密高断熱の家です。結果は年間自給率で91%(発電量/消費量)です。ゼロエネ住宅には少し足りませんが、冬も部屋中暖かく過ごせるのですから、満足のいく結果だと思っています。
自宅を計画し始めた三年前は、まだ、ゼロエネ住宅に対する意識が高くありませんでしたので、(ゼロエネ住宅は知ってはいましたが)サッシ、断熱材の厚さに少し気を配っていれば、ゼロエネ住宅になっていたかもしれません。
そして、月別自給率をみると、5月が一番高く195%の自給率です。ちなみに、これまでの一日当たりの発電量ベスト3は、
1位 2017年4月28日 35.6Kwh
2位 2016年5月18日 35.2Kwh
3位 2016年5月 4日 35.1Kwh
で、その後に続く上位も、4月末から5月末までの日がほとんどです。
ですから今は電気の稼ぎ時で、売電結果通知が来るのが少しだけ楽しみです。
計画当初は太陽光発電設置は金額面で迷っていましたが、設置してよかったと思っています。(妻の計算では電気代がかなり浮いているようです)
これから建築を計画する方は、ゼロエネ住宅、制振構造、長期優良住宅など色々と考えなければならないと思いますが、予算が許されるのであれば少し背伸びをしても将来に後れを取らない住宅計画を勧めます。国策として今後はもっと性能の良い家づくりを進めていくと思いますし、それにできる限り後れを取らないようにするべきと思います。
ちなみに、臼幸産業では、今年度50件までゼロエネ住宅の補助金が受けられます。もしこのブログを読まれた方で計画を持っている方は一報を・・・。